かつおぎ会  
  概 要  
   「かつおぎ会」は、本院の修了生が自発的に運営している同窓会です。「かつおぎ(勝男木、堅魚木)」は、社殿棟木の上に横たえ並べた複数本の円柱状の装飾材のことです。棟木の両端に設けられる交叉状の装飾材(千木)とともに社殿の象徴といえるものです。
 「かつおぎ会」の名称は、昭和59年9月に創立された「大阪国学院通信教育部同窓会」の略称として当時の理事長、故加藤知衞先生の命名によるものです。
 昭和59年といえば、本院が通信教育を開講したのち8年の試行期間を終え、神社本庁から通信教育による神職養成機関として認定された記念すべき年です。その翌年の昭和60年3月に坐摩神社境域に現在の学舎を含む大阪府神社庁会館および禊場が竣工しました。
 「かつおぎ会」は、そのような意気の揚がる中で、本院の修了生はもとより、神社界の期待を背負って発足しました。本院修了生の単なる親睦会ではなく、神社神道の実践者として研鑽・努力する修了生の相互研鑚の場となっています。  
   本院の修了生は、入学年次によって定まる「期」ごとに同期会を作り、本院修了後においても同期生相互の親睦を図っています。「かつおぎ会」はそれらの同期会を縦に統合した「同窓会」の役割を果たしています。会員数は約1700名です(平成26年現在)。
 事務局は大阪国学院事務局に置いていますが、常駐の職員は不在であり、普段は大阪国学院の職員が代行しています。また、会員が全国に分散している関係上、西日本支部、東日本支部をおいて、会員の便宜を図っています。
 
  活動内容  
   主な活動内容を紹介します。
(1) 総会及び各支部の総会
 前年の活動内容を総括し、次年度の活動内容を決定します。 
 
  (2) 祭式研修会
 毎年1回、40〜50名の会員の参加があり、大阪国学院の研修室において懐かしい祭式講師の先生方のご指導のもとで実施されます。
 内容は、祭式行事作法の基本動作の復習から始まり、小祭式等の研修を繰り返し行います。神社に奉職しているもの、神社から離れているが復帰を望む者等が全国各地から集まり、受講生当時の初心に帰って研修に励みます。
 その他、受講者の希望によって、地鎮祭、神葬祭、神道講話などの実践的な研修が行われます。研修会を終えたのちの親睦会が楽しみの一つです。
 
 
   
   
     
  (3) 検定試験対策講座(通称「K講座」)
 神社本庁の実施する正階検定試験及び明階検定試験を受けようとする会員の検定試験対策講座です。講座の講師は「K講座」を経て明階の階位を取得した先輩方。40〜50名の参加者があります。 本院研修室を利用して行われます。これまでに約60名の明階合格者、200名を超える正階合格者を輩出しています。合格者の多さは他の追随を許しません。
 
     
   
  (4) 会報『かつおぎ』誌の発行
 会報は、本部・両支部・各期の活動内容の報告、研究論文・文芸の発表など多様な内容となっています。