浪速文叢の発行   
   『浪速文叢』は、本院が神社神道の振興事業として発行している研究紀要的な教養誌です。
 創刊は昭和51年3月であり、創刊号の編集人に当時の本院主事内田安守氏、発行人に当時の理事長足立信治氏のお名前が挙がっています。昭和52年の直階課程開講の前年にあたる年であり、大阪国学院の活性化を図ろうとする関係者の意気込みが結実した創刊と言えます。 
 
     創刊号に掲載された足立信治理事長の「発刊の辞」の次の文章が当時の意気込みを語っています。
 「今回、大阪国学院の『浪速文叢』の発刊の企ては些かなりとも、大阪国学院の本来の目的達成の一端の役割を果たし、広く江湖に裨益するところがあれば幸せと思う。」

 表紙の「浪速文叢」の題字は、元生國魂神社宮司 故二宮正彰氏の揮毫によるもの、また表紙の墨絵は、元香具波志神社宮司 故藤富士雄氏の筆によるものです。
創刊以来、平成25年で24号に達しています。当初は2年に一度の発行でしたが、近年は毎年1回年初発行しています。

 
   『浪速文叢』の発行事業は、本院が平成24年に財団法人から一般財団法人へ移行する際、移行の条件として法律上課せられた公益目的支出事業の一つとなっています。これからもきちんと発行して行くことが求められています。
 内容は古典・歴史・神道などの研究成果、文芸その他、幅広く本院の講師や修了生、大阪及び近隣府県の神職のご寄稿をいただいています。字数などに制限はありません。毎年10月末日を締切としています。
 「文叢(ふみのくさむら)」の名にふさわしく、さまざまなジャンルの寄稿をお待ちしています。
 
 
   
 配布先:神社本庁、全国神社庁、全国神職養成機関、大阪府下全神社、本院講師、本院受講生(二年次のみ)
 配布希望者:配布希望の方は、送料250円(切手)を添えて、本院宛てお申込み下さい。無料で配布します。

 
   【おしらせ】                                       更新日 平成28年1月27日
  『浪速文叢 第26号』を発刊し、平成28年1月26日に皆様に発送しました。ご一読下さい。
  発送先:
    神社本庁総合研究部
    全国神社庁
    全国神職養成機関
    大阪府下神社
    受講生(2年次生)
    入手ご希望の場合は事務局へご連絡下さい。無料で配布いたします。但し、送料のみいただきます。
  お礼
    寄稿頂いた皆様にお礼を申し上げます。
   
  目次
   ・伝統文化の継承
     北畠親房の伝統保持思想の検討を通じて       白山 芳太郎(皇學館大学特別教授
                                               本院講師)
   ・奈良県葛城郡旧磐城地域の祭り              吉川 雅章 (長尾神社宮司・本院講師)
   ・道を司る三女神を宗像に拝す                渡邊 規矩郎(奈良学園大学教授・本院講師)
   ・物部弓削守屋大連公墓前祭  
      枚岡神社所蔵文書より                  山根 眞人(枚岡神社禰宜・本院講師)
   ・八幡神の起源
      縄文時代の黒曜石の交易ルートを探る        大楽 和夫(本院37期生・平成二十六年度修                                       了生)
   ・随想 神様と人のつながり                  津江 明宏(今宮戎神社宮司・本院講師)

 寄稿募集
  神道・古典・民俗等に関する研究成果、文芸・随想等のご寄稿をお待ちしております。

 
   【過去の掲載文一覧】
  筆者の肩書は、発行当時のものでです。
  ご希望の方はコピーをお渡しできますので、ご連絡下さい。。

創刊号(昭和51年3月31日発行)
  発刊の辞               足立信治(大阪国学院理事長)
  発刊を祝して             長谷川義高(浪速学院理事長)
  墓碑掃苔考              足立信治(神津神社宮司、大阪府神社庁長、大阪国学院理事長)
  コミュニティと神社          友田 譲 (八王子神社宮司)
  神社と団地              吉田醇一(多治速比売神社宮司)
  大阪国学院の沿革について     加藤知衞 (大阪府神社庁副庁長、服部天神社宮司)

第2号(昭和52年3月31日発行)
  巻頭言                 足立信治(大阪国学院理事長)
  大阪国学院 大正初期の思い出  曽根研三
  大阪国学院 学窓回顧記      安松昌良(菅生神社宮司)
  座談会 大阪国学院を語る     
  安倍清明公 ーその御出生と御事蹟についてー
                        長谷川義高(阿倍王子神社宮司)

第3号(昭和54年11月30日発行)
  巻頭言 近世国学のルーツ大阪  加藤知衞(大阪国学院理事長)
  宗門御改帳(写)について      足立信治(神津神社宮司)
  岸和田市における宮座と民俗芸能 大越勝秋(阪南大学教授)
  菅公と詩歌               寺井種茂(大阪天満宮宮司)
  農民の感謝で創祠された水神社  岩城光之助(永代水神社管理人)
  神社訪問の記             内田安守(大阪国学院主事)

第4号(昭和56年9月30日発行)
  熟饌と食生活             津江孝夫(大阪府神社庁副庁長、今宮戎神社宮司)
  宮座と制裁・犯罪           大越勝秋(阪南大学教授)
  香具波志神社由緒          藤 富士雄(香具波志神社宮司)
  大嘗祭机代物献納と50年間の初穂奉納
                        高島信義(元府立春日丘高校長)
  神社訪問の記             足立信治(神津神社宮司)、内田安守(大阪国学院主事)

第5号(昭和57年11月1日発行)
  洛中に響く生國魂神社ゆかりの洪鐘 
                        二宮正彦(生国魂神社宮司)
  大阪府泉南郡岬町における宮座と宮郷
                        大越勝秋(阪南大学教授)
  貝塚市宮座史料集(一)          同
  神社参拝記               足立信治(神津神社宮司)、内田安守(大阪国学院主事)

第6号(昭和61年9月15日発行)
  『近来年代記』所収の神社関係記録の紹介
                        二宮正彦(生国魂神社宮司)
  新鳥居考(雞人の職掌と鳥居の成立に関する研究)
                        村野 豪(大阪府立北野高等学校教諭)
  民俗学と東西文化交渉史      井岡畯一(大阪城南女子短大講師)
       
第7号(昭和62年12月15日発行)
  夕陽丘回顧               森田道三(御幸森天神宮宮司)
   『近来年代記』所収の神社関係記録の紹介(承前)
                        二宮正彦(生国魂神社宮司)
  浪速神楽に関する一考察       長谷川靖高(阿倍王子神社禰宜)
  日本の古代と海の行事        井岡畯一(大阪城南女子短大講師)
  真坂樹考                 村野 豪(財団法人大阪国学院講師)

第8号(昭和63年12月20日発行)
  巻頭言                  加藤知衞(大阪国学院理事長)
  現代と神道               津江孝夫(今宮戎神社宮司)
  江戸中期以後の神社の系列化について
                         二宮正彦(生国魂神社宮司)
  玉造考                  井岡畯一(大阪城南女子短大講師)
  荒御魂考                 村野 豪(財団法人大阪国学院講師)
  夕陽丘回顧  承前           森田道三(兼安井神社宮司)
  大阪文化と地唄舞            長谷川靖高(阿倍王子神社禰宜)

第9号(平成元年11月30日発行)
  十日戎                  津江孝夫(今宮戎神社宮司)
  朱の文化                 井岡畯一(大阪城南女子短大講師) 
  教誨師と篤志面接委員        (御幸森天神宮宮司、篤志面接委員
  熊野王子について
     跡地の所在と現状        長谷川靖高(阿倍王子神社禰宜)
  八咫鏡新考               村野 豪(財団法人大阪国学院講師)
  「本田親徳(チカアツ)」の神道行法に見る「審神者(サ二ハ)」の宗教的機能について
                         渡辺勝義(大阪国学院通信教育部第4期生)
  百度石                   門田宗春(多治速比売神社権禰宜、
                               大阪国学院通信教育部第3期生)
  祭式のこと                
土井悠紀子(蒲田神社権禰宜、大阪国学院通信教育部第1期生)
  
第10号(平成2年11月30日発行)
  巻頭言                   加藤知衞(大阪国学院理事長)
  大自然のほほえみ            津江孝夫(今宮戎神社宮司)  
  古代の日本の芸能            井岡畯一(大阪天満宮史編纂委員)
  国家と哲学                 森田道三(御幸森天神宮宮司)
  「シンガポール」随感           石王四郎(大阪成蹊女子短期大学)
  海老江八坂神社の特殊神事について 西野千里(八坂神社宮司)
  神社合併と分離独立(復旧)       足立博史
  上層社会の天神信仰ー道明寺天満宮を中心としてー
                          南坊城充興(道明寺天満宮宮司)
  修験道と御火焚神事           長谷川靖高(阿倍王子神社禰宜)
  祝詞式の「皇親神漏伎神漏弥命」   白江恒夫(天神社禰宜、芦屋大学助教授)
  神宮・正殿心御柱考           村野 豪

第11号(平成3年12月1日発行)
  巻頭言                   加藤知衞(大阪国学院理事長)
  玉置山                   津江孝夫(今宮戎神社宮司) 
  「中今」の問題               森田道三(御幸森天神宮宮司) 
  「鎮守の森」の意義            石王四郎(大阪成蹊女子短期大学)
  神道と民俗学ー祝宮静博士と渋沢敬三ー 
                          井岡畯一
  倭姫命新考(三人の倭姫)        村野 豪
  宮中鎮魂祭の成立と本義ー祭日(仲冬寅日)を中心にー
                          渡辺勝義(大阪国学院通信教育部第4期生)
  百度石(第二集)              門田宗春(多治速比売神社権禰宜)

第12号(平成5年3月31日発行)
  巻頭言                    加藤知衞(大阪国学院理事長)
  ヨーロッパの神道研究 ~オランダの場合~
                           眞弓常忠
  天満御宮・川崎東照宮について      小島喜久男
  一社研究『出羽三山神社』         原田昌幸

第13号(平成7年3月31日発行)
  巻頭言                   加藤知衞(大阪国学院理事長)
  神道人の仏教研究必須の辞
    付、高野山釈教長歌作者笑寿と化政天保期江戸狂歌壇について
                          山内潤三(本院通信教育部講師、武庫川女子大学教授)
  外国人の見た住吉大社
    -ポンソンビ・フェイン博士の『墨江大神』ー
                          大垣豊隆(本院通信教育部講師、中嶋神社宮司)
  『鎮魂祭の研究』私記           渡辺勝義(本院通信教育部第四期生、長崎ウェスリヤン短期大学                          講師、文学博士)

第14号(平成10年3月31日発行)
  巻頭言                    加藤知衞(大阪国学院理事長)
  「書」制作に当たって            加藤昌子(本院通信教育部講師、正筆会総務理事)
  「たなつも」随想               石王四郎(本院通信教育部講師)
  神社の文化財を考える
     ー京都府の場合を例としてー    出雲路敬直(本院通信教育部講師、下御霊神社宮司)
  蟇股考                     岡田一郎(本院通信教育部講師、片埜神社宮司)
  神社建築と木材について         千田日出雄(本院通信教育部講師、(株)奥谷組代表取締役社長)
  ウツギ・ウノハナと暮らしの文化
     -神霊の祭りごとの深層ー     原 泰根(本院通信教育部講師、近畿民俗学会代表理事)

第15号(平成11年3月31日発行)
  巻頭言                    加藤知衞(大阪国学院理事長)
  宗教と平和の文化  
    -第三回ユネスコ・セミナーに参加してー  大垣豊隆(中嶋神社宮司)
  天神信仰と小さな子神           高島幸次(大阪天満宮資料室員)
  歌書および軍書にみる吉野山(第一部) 山内潤三(本院通信教育部講師)
  「秋田諏訪宮と菅江真澄(すがえますみ)
    -真澄の描いた文政期の祭礼図絵を検証するー  齊藤光良(本院通信教育部第二十一期修了生)
                           
第16号(平成12年6月1日発行)
 異色の宣教師 
    ジョアン・ロドリーゲス・ツーズ     嶋中 樹(本院通信教育部講師)
 曳山と祭(水口)囃子             石王四郎(本院通信教育部講師)
 歌書および軍書にみる吉野山(第二部)
        ー『太平記』にみる吉野山ー  山内潤三(本院通信教育部講師)
 -民俗随想ー 榎の今昔           原 泰根(本院通信教育部講師、近畿民俗学会代表理事)

第17号(平成13年8月1日発行)
 田道間守命と橘                  大垣豊隆(本院通信教育部講師、中嶋神社宮司)
 私と八幡様                   高木保生(本院通信教育部講師、壺井八幡宮宮司)
 日本文化の根底にあるもの(1)
  -死者からのまなざしと鎮魂ー      渡辺勝義(本院通信教育部講師)
 クリゲンタールシンポジウムに参加して  津江明宏

第18号(平成15年12月20日発行)
 わが国民性についての考察        平泉隆房(白山神社宮司、金沢工業大学教授)
 菅公と楠公ー道明寺天満宮を中心として 南坊城充興(道明寺天満宮宮司)
 祝詞の言葉について             本澤雅史(本院通信教育部講師、皇學館大学文学部助教授)
 地域社会と初盆行事
   -宗教の構成要素の観点からー   八幡崇経(本院通信教育部講師、
                                           皇學館大学神道研究所研究嘱託))
 大和葛城地方のおんだ祭         吉川雅章(本院通信教育部講師、長尾神社宮司)

第19号(平成18年4月1日発行)
 北畠奉祀三社について           中塚武志(本院通信教育部講師、阿部野神社禰宜)
 源朝臣義家公卒九百年祭をおえて    高木保生(壺井八幡宮宮司)
 『源氏物語』と男踏歌(おとことうか)
    -物語文学の中の年中行事ー   堀 淳一(本院通信教育部講師、大阪教育大学教授)
 和歌に見られる熊野信仰         本澤雅史(本院通信教育部講師、皇學館大学文学部助教授)

第20号(平成20年10月31日発行)
 『古事記』における伊勢神宮祭祀     梅田 徹(本院通信教育部講師)
 風土記への招待   -地名起源説話にみる古代人の考えー 
                          橋本雅之(本院通信教育部講師、皇學館大学教授)
 和泉国五社と其の伝説について      長谷川靖高(阿倍王子神社宮司)
 源氏物語の音楽を「読む」 
    -千年紀によせてー          堀 淳一(本院通信教育部講師、大阪教行大学教授)

第21号(平成22年11月17日発行)
 私とことば                   加藤昌子(本院通信教育部講師)
 王朝文学の中に見る東遊・風俗歌の断片
                          堀 淳一(本院通信教育部講師、大阪教育大学教授)
 葛尾の宮座   -奈良県山添村葛尾の秋祭りよりー
                          吉川雅章(本院通信教育部講師、長尾神社宮司)
 「神道行法」考 -鎮魂力を鍛えるー 
                          渡辺勝義(本院通信教育部講師、長崎ウェスレヤン大学教授、
                                                         本院4期生)

第22号(平成24年3月31日発行)
 巻頭言                     寺井種伯(財団法人大阪国学院理事長)
 大阪國學院百三十年史(一)
   財団法人大阪國學院の創立過程   藤田大誠(本院通信教育部講師、國學院大学准教授)

第22号別冊(平成24年3月31日発行)
 大阪国学院の神職養成の始り(大江神社時代)
 大阪国学院大正初期の思い出(浪速文叢第二号の抜粋)  曽根研三
 大阪国学院学窓回顧録           安松昌良
 我孫子時代から通信教育時代へ
 神職養成通信教育成立の経緯について 加藤知衞  
 大阪国学院の沿革              内田安守
 大阪国学院通信教育部の草創の思い出 小澤淳子
 大阪国学院通信教育部の紹介       野口太郎
 通信教育時代の思い出           大山 昇
 大阪国学院 百年の沿革年表       

第23号(平成24年12月10日発行)
 資料『敬神之栞』               吉川雅章(本院通信教育部講師、長尾神社宮司)
 大阪国学院と枚岡神社 ー枚岡神社所蔵文書よりー
                          山根眞人(本院講師、枚岡神社禰宜)
 師、吉田松陰                 藤木克巳(本院講師、田島神社宮司)
 本院通信教育部草創期の研究誌「澪標」からの再録
      正坐について           森田道三
      神社祭式の内面について    土屋 博

第24号(平成26年1月27日発行)
 笏あれこれ                 出雲路敬直(本院講師)
 王朝文学の中の音楽           堀 淳一(本院講師、大阪教育大学教授)
 『日本サッカー代表シンボルマーク八咫烏』 -八咫烏とはー
                         安松康代(大阪国学院三十五期生)
 土葬と野辺送り 
  -奈良県奈良市和田町の事例よりー 吉川雅章(本院講師、長尾神社宮司)

第25号(平成26年12月20日発行)
  暦と陰陽道について           長谷川靖高(元大阪国学院神道史講師、阿倍王子神社宮司)
  「正直」に関する覚え書き        竹島一希(大阪国学院神道古典講師、熊本大学准教授)
  神の前に申さく              梅田 徹(大阪国学院祝詞講読講師)
  神様のお食事
    -八王子神社霜月祭の神饌ー  吉川雅章(大阪国学院民俗学講師、長尾神社宮司)
  難波・河内における玉祖連と玉造部の事績   
            -大阪玉造と八尾神立、玉祖神社の関係
                        上田勝弘(大阪国学院第三十六期生)