建学の精神  
   1.皇典講究所の建学の精神
  明治15年、東京に創立され皇典講究所においては、創立に際して初代総裁・有栖川宮幟仁(たかひと)親王より告諭(こくゆ)を賜りました。その告諭には、「国体の講明」と「徳性の涵養」を二本柱とする建学の精神が力強く謳われています。告諭を以下に示します。
 幟仁親王及び告諭の写真は『國學院大學百年史』によります。 
 
 



 
     
   2.大阪府皇典講究分所の目的
 各地の皇典講究所分所は地方における文教の中心となり、神官・神職の養成機関に発展していきました。大阪府皇典講究分所もその一つです。
 これらの分所を規制する皇典講究分所規則第1条に右に示した規定があります。
 「生徒ヲシテ国体ヲ講明シ、徳性ヲ涵養セシムルヲ以テ目的トス」とあり、国体の講明、徳性の涵養を二本柱とする皇典講究所の建学の精神を受け継いでいます。
   
  3.大阪国学院信教育部の目的
 本院通信教育部は、皇典講究所及び大阪府皇典講究分所の建学の精神を受け継ぎながら、通信教育による神職養成という特殊性を加味して、右のようにその目的を定めています(大阪国学院通信教育部学則3条)。
「神道に関する基礎知識」の中には、古典(古事記、日本書紀等)の学習による国体の講明が含まれ、「品性の陶冶をはかるための訓育」により徳性の涵養をはかるという点において、大阪府皇典講究分所、ひいては皇典講究所の建学の精神を受け継いでいます。